⑦公判
2019年12月03日 15:08
刑事裁判の審理手続きを公判といいます。
公判では、検察官が被告人の罪状を記した起訴状を読み上げて審理を求め、現場検証の記録、現場写真、被告人や被害者の供述内容を記録した書面などを証拠として提出します。
これに対して弁護人は、起訴状に書かれた事実に誤りがあればそれを主張して、その点の立証に努めます。
公判は、事実関係に特別に争いがない事件では、通常1時間ほどの公判1回で審理が終了し、ほぼ1週間先に判決が言い渡されるのが通例です。次回は判決です。